フェイフォンのブログ

混迷する世界情勢、私の日常とニュースで感じたことを掲載していきます

谷崎潤一郎「陰翳礼讃」 日本建築の魅力

純日本風の家屋について

明治から日本は西洋の文明を取り入れるだけ、取り入れてきました。日本の建築において、障子からもれるほのかな光と木のぬくもりは、自然と調和しようとする考えであり、日本家屋はもともとそのように設計されているのです。

今の日本では、防寒に優れた鉄骨の建築、耐久性のあるタイル張りの浴室とトイレ、とても便利な世の中ですが、昔の日本建築とは別の方向へと進んでいます。

 

私が子供のころ遊びにいった農家の家ではまだ囲炉裏がありました、冬は寒く、床や柱は年数が経ち黒っぽくなっていましたが、なんでしょう、心地よい気持ちで過ごしたのを覚えています。自然の流れのなかで古くなった木は、味わい深かったように思い出されます。

 

そういえば、おばあちゃんは使った割り箸を捨てずに洗い、ワンカップ大関の箸立てにたくさん入れてました。田んぼの風景のなか、木で作られた家々が、日本の本当の姿ではないでしょうか。立派な高層ビルも素敵ですが、心地よさ、味わいに関しては日本建築のほうが上のように思えます。